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埼玉スリバチの達人

都会にもある窪地や谷間の地形の散策を提案する「スリバチの達人シリーズ」。東京北部版・東京南部版に始まり、横浜・川崎・鎌倉版、多摩・武蔵野版、京阪神版に次ぐ第6弾となるのがこの埼玉版だ。荒川と、かつて東京湾に注いでいた利根川の二大河川と、武蔵野台地、大宮台地が独特のスリバチ地形を織りなす県の南東部には地形好きならずとも興味深いスリバチの見どころが盛りだくさん。本書では、長年にわたってこの地域のスリバチを訪ね歩いている達人がその魅力を徹底紹介しています。

●地元のスリバチの達人が埼玉南東部のスリバチ散策の楽しさを余さず紹介
「何もないところ」と普段から自虐的にいわれる埼玉県だが、こと地形に関していえばマニアを唸らせる見どころが盛りだくさんにそろっています。荒川・利根川の二大河川と、武蔵野台地・大宮台地が形成するスリバチ地形はもちろん、その地形のなかで育まれてきた歴史や文化の見どころなどをガイドしています。

●埼玉県内でもとくに凸凹歩きが楽しい本書収録の18エリア
1.南浦和西 2.南浦和東 3.浦和 4.武蔵浦和・中浦和 5.東浦和 6.与野・白鍬 7.大宮 8.氷川女体神社 9.鳩ケ谷安行 10.岩槻 11.春日部 12.所沢 13.和光 14.朝霞 15.膝折 16.新座 17.富士見・ふじみ野 18.川越

●凸凹現代図と古地図で地形の特徴や変遷もバッチリ!
各エリアごとに地形の凸凹を表現した画期的地図と古地図付き。それぞれの地域がどんな凸凹地形になっているかがバッチリわかるうえ、同範囲の100年相当前の古地図と比較することで地域の変遷までわかります。

●収録エリア
主に埼玉県南東部(さいたま市、川口市、春日部市、和光市、新座市、朝霞市、富士見市、ふじみ野市、川越市)

【監修者】
吉村 忠(埼玉スリバチ学会会長)
1969年東京都武蔵野市生まれ。南イリノイ大学卒業。海外や地方赴任中に休みを利用して独自のまち歩きをしていた。2012年から東京スリバチ学会のまち歩きに参加をはじめ、2014年9月に埼玉スリバチ学会を設立。埼玉の人、埼玉に興味をもつ人が知的好奇心を掻き立てられ、面白がって埼玉の地を歩き調べることを目指している。活動をはじめて以来、埼玉県の奥深さに気づき、埼玉の地形、地質、歴史、文化の研究にどっぷりとつかり、県内各地を自らの足で調査して、写真に記録を残している。定例の公開フィールドワークや講演、執筆も並行して行っている。

ISBN13: 9784398147752

ISBN10: 4398147756

発売日/年版: 2022/6/27

判型: A5

価格: 1,650 円(税込)

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